お知らせ

俊山窯(京都、東山、泉涌寺)から歩いて10分で東福寺に着きます。

東福寺は秋の紅葉が有名ですが、夏がお勧めです。青もみじがきれいです。秋ほど人が多くないので、「伽藍面」と皮肉られるくらい立派な伽藍群、通天橋からの美しい眺め、モダンな庭など見どころがいっぱいのお寺をゆっくりと楽しむことが出来ます。

三門は禅寺として日本最古で最大です。法堂には(中には入れませんが隙間から見上げれば)堂本印象の龍の天井画が見れます。あと昔修行僧が使っていた東司(とうす=トイレ)や浴室の建物も残っていて、解説を読むと何百人単位の禅宗の修行僧がお寺で生活していた様子がイメージできます。有料ですが方丈に入ると、東西南北にそれぞれタイプの違う四つの庭を鑑賞することができます。又こちらも有料ですが、通天橋からもみじの谷の眺めは最高です。この木造の橋はもともと谷を上り下りして開山堂へ向かう修行僧を助けるために作られたのだそうです。

600年前涅槃図を描いた寺の僧明兆が足利将軍に褒美に何がほしいかと聞かれ、「桜の木は花見に浮かれて修行の邪魔になります」と答えた結果、将軍がお寺の桜の木をすべて切らせたそうです。どこかの広告で言ってましたが春よりも秋を選んだお寺です。

京のやきものわくわく(京都、東山、泉涌寺)で、青もみじのスープカップ販売しています。

 

コメントは利用できません。