日本の夏の風物詩「鵜飼」のデザインの平茶碗(ひらじゃわん)です。
口が広いのでお茶が冷めやすく、暑い夏にはお客さまに少しでも涼しく感じてもらいたい気持ちから茶道では平茶碗が使われることが多いようです。ただ平茶碗でなくても、利休七則の「夏は涼しく冬は暖かに」で、色、素材、柄などが夏にあったものであればそれで問題ないとのことです。
もともとは茶道用ですが、うちでは毎日の食卓で、お漬物や野菜を煮たものを盛りつけて使っています。
俊山窯(京都、東山、泉涌寺)では乾山写しをはじめ、ストーリーのあるデザインの器をひとつひとつ手作りで作っています。ショールーム「京のやきものわくわく」で手にとってご覧ください。